皆さんは腕立て伏せという種目を1回でもやったことはありますか?
よく学生時代のときも、ウォーミングアップなどで腕立て伏せとスクワットと背筋をよくさせられていました。笑
また実際のセッションでもメニューに組み込みますが、実際にできる方はそう多くはないと感じています。昔は出来たけど、社会人になってから出来なくなったとよくお客様から聞きます。
そんな腕立て伏せですが、実は健康的な身体を目指すには必須の筋トレ種目なのです。
そこで今回の記事は、なぜ腕立て伏せが健康的な身体を目指すために必須なのか、私の現場経験ベースでお話していきます。
腕立て伏せとは?
ほとんどの方はイメージできるかと思いますが、このような動きです。
手と足のつま先で行う腕立て伏せは、男性は10回ほど出来てほしい出来てほしいが、女性の場合は出来たら凄いというような感覚です。やはりどうしても男性のほうが筋量が多いので、ここは求めてしまいます。
女性の場合はまずこちらから実施することが多いです↓
これでも難易度は高めですが、このあたりから評価してあげると良いですね!
腕立て伏せが大切な理由
1,弱化しやすい「前鋸筋」を鍛えることができる



パーソナルトレーナーをやる上で、必ず覚えてほしい筋肉の1つが「前鋸筋」です。ここが原因で、姿勢の不良・肩関節周囲炎(いわゆる四十肩)・腰痛や肩こりなどの不定愁訴の原因になる可能性があります。
どこのセミナーに行っても、前鋸筋は必ず取り上げられていますし、私も研修でもかなりじっくりと重点的に解説しています。
プッシュアップで特に大事なのが、肩甲骨の下制と外転です。特に前鋸筋では主に外転作用を担っています。前鋸筋は肩甲骨と肋骨を繋ぐ筋肉で、肩甲胸郭帯の安定性を向上させます。
2,最強の体幹トレーニングとして
体幹トレーニングの代表的な種目といえば「プランク」を思い浮かべる方は多いはずです。
もちろんこの種目は素晴らしい種目です。あととても有名で初回体験の際に運動をしたことがない方でもわかる種目として重宝しています。
ですが、体幹トレーニングとしては少し物足らないないです。
それはなぜか?
四肢の動作が無いから。ここに尽きます。
なにか動作する際に、このように静止して固めるようなことはありますか?そうなんです。そのような状態になることはあまりありません。上肢・下肢が基本動いているということです。
プッシュアップは上肢が動いていますよね。
そして動作中は腰が過度に伸展しないように意識していますよね。かなり体幹を意識していただいていると思います。
過伸展を起こすと、胸の筋出力は落ちるし、腰が痛くなるパターンがほとんどです。
なので私の考えでは、プッシュアップ=体幹トレーニングという位置づけをしています。
また、前鋸筋と密接に関係する筋肉もあります。それは、

外腹斜筋です。
同側の前鋸筋と外腹斜筋は筋連結していると言われ、同時に鍛えることでより大きな筋へのポジティブな効果が期待できると言われています。
プッシュアップをすることで、前鋸筋と外腹斜筋を同時に鍛えることができるかつプッシュ動作で上肢の動きをしながら体幹を鍛えられるスーパーな筋トレです。(外腹斜筋もとても大事なものなので、また別の記事で紹介できればと思います。)
3,日常生活の中で必要だから

・ドアを押して開けるとき
・椅子やソファから立ち上がるときに、手で座面や肘掛けを押すとき
・床に手をついて起き上がるとき
日常の中には、こういった「押す動作」が意外と多くあります。
今は問題なくできているから気にならないかもしれません。ただ、筋力が落ちてくると、こうした当たり前の動作が少しずつ難しくなっていきます。特にご高齢の方の中には、これらの動作に補助が必要になる方も少なくありません。
「まだ全然大丈夫です」という方にも、将来のためにプッシュ動作を続けていきましょう、とお伝えしています。今できていることを、10年後も当たり前にできる身体を作っておくことが大切だと思っています。
最後に
腕立て伏せって昔からある種目で雑に行うことが多かったですが、めちゃくちゃ鍛えるメリットがあります。筋トレといえばという種目は、科学の発展があっても未だに健在なので、いかに大事かがわかるかと思います。(スクワットなども然り)
「当たり前のことをきちんとやる」は非常に大切です。
SNSなどでいろんな新しいトレーニングはバリエーションを広げるのに使っていますが、もう一度考えるべきことは
「なんのために行うのか」
「本当に目の前にいるお客様に必要なのか」
常に頭に入れて、セッションをしていきたいですね。
ぜひ今回の記事が参考になったという方は、共有やコメントをお待ちしております!
またQOL(クオル)パーソナルジムでは、神田小川町店・飯田橋九段下店で、運動初心者の方や身体の不調に悩む方のサポートを行っています。
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▼この記事を書いた人

株式会社アシスト QOL(クオル)パーソナルジム
代表取締役 石山 涼(いしやま りょう)
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