社員から独立して感じたこと。

最近、スタッフや会員様から
「独立してよかったですか?」と聞かれることが増えました。

正直に言うと、答えは一言では終わりません。

良かったこともあれば、正社員時代には見えていなかった現実もたくさんあります。

今日はそのあたりを、飾らずに書いてみようと思います。

目次

安定はしているが、自由度は少なかった

正社員だった頃は、毎月決まった給料が振り込まれる安心感がありました。

これは間違いなく大きなメリットです。ボーナスや福利厚生、有給休暇まで、会社という組織が守ってくれているものは思っている以上に多いんですよね。

ただ、私の場合はそれ以上に「自分でやりたいことがどんどん出てくる」タイプだったんです。新しい企画を考えても、決裁を通すまでに時間がかかったり、そもそも自分の権限で決められる範囲が限られていたり。

悪いことではなく、組織として当然の仕組みなのですが、私はそこにもどかしさを感じることが多かったです。

「もっとこうすれば早いのに」
「なぜここまで確認が必要なんだろう」

と、心の中で何度も思っていました。今振り返れば、それは組織を守るための必要なプロセスなのですが。。

そういう性格もあって、「社員として組織の中で力を発揮するより、個人やトップに立って動くほうが自分には向いている」と思うようになりました。

実際、独立してからのほうが、良くも悪くも自分の判断がそのまま結果に返ってくる感覚があります。決めるのも早いし、失敗したときの反省も早い。この速さが、今の自分には合っていると感じています。

役員報酬になって初めて分かった、社会保険の重さ

今は株式会社アシストの代表として、役員報酬をいただいている立場です。ここで正直に告白すると、社会保険料の負担が想像以上に痛いです笑

制度上は会社と個人の折半なのですが、自分の会社なので、結局のところ会社負担分も自分で払っているのと同じ感覚なんですよね。

正社員時代は給与明細を見て「引かれる額が多いな」くらいにしか思っていませんでしたが、経営側に回ってみると、あの天引きの裏でどれだけのお金が動いているのか、身をもって理解しました。

毎月の振込明細を見るたびに、「あ、また持っていかれるな」と苦笑いしています。もちろん将来の年金や保障につながるものなので、制度自体を否定するつもりは全くありません。

ただ、社員として給料をもらう側にいた頃は、この重みに全く気づいていなかったな、というのが正直な感想です。

皆さんももし会社作る場合は、このあたりは最低限知っておくことをオススメしておきます。

正社員を多く雇っている会社は、純粋に尊敬する

正社員を一人雇うということは、給与だけでなく社会保険料や福利厚生、教育コストまで含めて、会社がその人の生活をある程度背負うということです。

これを何十人、何百人という規模でやっている会社は、相当な利益を出し続けなければ成り立ちません。

私の運営するQOL(クオル)パーソナルジムは、まだ正社員はいません。基本業務委託契約で運営をしています。

将来的には正社員を雇用して、しっかりと文化を確立していきたいですが、まだまだ先になりそうです。笑

なので、本当に正社員を多く雇用している会社の経営者を見ると、素直に「すごいな」と尊敬の気持ちが湧いてきます。

景気が良くない時期でも雇用を維持し続けている会社は、それだけで相当な努力と覚悟の上に成り立っているんだと思います。

不満ばかり言っていた自分に、今なら言いたいこと

正社員時代の私は、恥ずかしながら会社に対する不満をよく口にしていました。

「もっとこうすればいいのに」
「なんでこんなに時間がかかるんだろう」

といった様子で。当時は自分なりに真剣に考えていたつもりですが、今思えば会社側の事情を半分も理解できていなかったなと感じます。

独立して経営側に立ってみると、当時の会社が抱えていた事情や制約が、少しずつ見えてくるんですよね。

決裁に時間がかかるのも、簡単に新しいことを始められないのも、それなりの理由があったんだと今なら分かります。

社員一人ひとりの生活を守りながら、会社としての利益も出し続ける。そのバランスの難しさを、今は身をもって感じています。

現実を知った今は、当時の会社にも、雇ってくれていたことにも、感謝の気持ちのほうが大きいです笑 あの経験があったからこそ、今こうして自分のジムを経営できているとも思っています。

まとめ

安定の中にいた頃には見えなかったものが、独立してから一気に見えるようになりました。

自由と引き換えに背負う責任、雇用することの重み、そして過去への感謝。どれも、実際にやってみないと分からないことばかりです。

会社員として働くことに迷いや不満を感じている方、あるいは独立を考えている方こそ、ぜひ一度、経営者側の景色も想像してみてほしいなと思っています。

また正社員の方は、改めて考え方が少しでも変わって会社に貢献してもらえると嬉しいなと思っています。

ぜひ今回の記事が参考になったという方は、共有やコメントをお待ちしております!

またQOL(クオル)パーソナルジムでは、神田小川町店・飯田橋九段下店で、運動初心者の方や身体の不調に悩む方のサポートを行っています。

運動を習慣にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

▼店舗情報

QOL(クオル)パーソナルジム
https://qol-personalgym.com/

QOL(クオル)パーソナルジム 小川町店
https://qol-personalgym.com/shops/ogawamachi

QOL(クオル)パーソナルジム 飯田橋・九段下店
https://qol-personalgym.com/shops/iidabashi

▼この記事を書いた人

株式会社アシスト QOL(クオル)パーソナルジム
代表取締役 石山 涼(いしやま りょう)

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