予約システム導入で失敗しました。会員様が減った話。

予約システム導入して失敗しました。

昨今ではデジタル化が進み、ほとんどのジムが予約システムなどを導入しています。そこで我々もGoogleカレンダーで手動でご予約を入れていたものを終了して、2025年11月中旬から予約システムを導入しました。

ですが、そこで予約数の減少や会員様の来館が遠のくなど、様々な悪影響が発生しました。

そして泣く泣く2026年2月末で終了し、手動のカレンダーに戻しました。

11月、12月、1月と時期もパーソナルジムにとっては閑散期という要因もありましたが、想定外の結果となりました。

今回は改めて予約システムのメリットやデメリット、なぜ失敗してしまったのかを記事にしていこうと思います。

「これからジムを運営したい」
「予約システムを導入しようか迷っている」

このような方は導入前に一度ご一読いただければ、参考になると思います。

目次

1,予約システムのメリット

①24時間予約・キャンセルができる

お客様にとっては最も良いメリットではないでしょうか。いつでもどこでも好きなタイミングで予約を変更することができます。

当ジムのエリアは都内(千代田区)のビジネス街に位置しています。そのため、会員様はビジネスパーソンがほとんどでうす。多忙なところジムに通っていただいております。

そこで予約システムがあると、急な会議や出張など発生した場合に予約システムから自由に変更できると便利という声も実際にありました。

②予約のミスでのブッキングなどが無くなる

パーソナルジムの運営において、最も避けるべきミスは「予約カレンダーへの入力漏れによるダブルブッキング」です。
当ジムは完全マンツーマンの指導体制をとっているため、予約が重なってしまうと、どうしてもどちらか一方はトレーニングを受けることができません。

原因が運営側の入力忘れなのか、お客様の勘違いなのか、判別が難しいケースもあります。しかし、基本的には運営側のミスとして真摯に受け止めるべきです。
せっかく貴重な時間を作って足を運んでくださったお客様を、そのまま帰らせてしまうのは、かなりのストレスを与えてしまいます。この一度のミスが原因で退会に繋がってしまうことも、決して珍しい話ではありません。

そこで予約システムがあると、基本的には時間のミスは相手側の問題になりますので、管理は必要なく安心してトレーニングをすることができます。

個人的には、この部分を一番期待していました。

③データ分析で業務効率化

ほとんどの予約システムにはデータ分析機能は付属しているかと思います。「どの時間帯に予約が多いか」「どの会員様がどのくらい予約しているか」「毎月の来館頻度」などなど、これらを手動で管理するのはとても大変です。

そこで予約システムがあると、自動で分析してくれます。そのデータをもとに販促であったり、ジムの強みや弱みも見えてるはずです。

2,予約システムのデメリット

①悪い意味で縛りが緩くなった

最も軽視していたポイントでした。24時間いつでもどこでも予約ができるの裏に隠れているのが、逆に今取らなくていいというところです。

「家に帰ったら予約しよう」
「来週の予定がわからないから後で予約を入れよう」

この「また後で」というのが来館頻度の低下や退会に繋がってしまいました。またお客様の声で最も響いたのが、

「予約システム導入で運動の習慣化の難易度が上がった」

こちらです。今まではトレーニング終了後に次回の予約を取得していました。そのため口頭ですぐ予約を取ることでき、スムーズでした。ですがシステムの場合はどうしても予約までに工数が増えてしまいます。「ログイン」→「日付選択」→「担当トレーナー選択」などなど、この部分が非常にストレスに感じていた方もいらっしゃいました。

またキャンセルも自由なので、

「QOL(クオル)の良いところは対面予約による約束でキャンセルしづらいが、対面ではなくシステムになるとキャンセルしやすくなる。」

このような声は複数あり、ここは盲点でした。対面で予約での予約にこのような心理効果があるとは思いませんでした。手動で予約を受け付けていると、キャンセルなどもこちらで行います。そのため迷惑になるのではないかを気を遣っていただく方も多かったです。

まさかこんなところまで影響があるとは、、、

②予約を促すのが大変

予約システムの影響で、いつでもどこでも予約を入れらることで逆に家で取る習慣をつけてしまいました。

その結果、帰り際に予約を促すことに対して、少し営業感が出てしまい、少し面倒くさそうな表情を浮かべる会員様もいました。

自分たちにしてしまったことなので、会員様は悪くありませんが、我々も消極的になってしまいました。

その結果、予約が遠のき、LINEで予約の促しをすることに。対面と違い文面だと硬くなってしまい、さらに営業感が増してしまいました。

③相手のスケジュール確認ができない

予約を対面で取っていたときは、自然と相手のスケジュールを確認することができていました。

「来週のこの時間は空いてますが、いかがですか?」

と聞くと、

「来週は出張で都内にいないので、再来週にします。」

この会話で来週は予約が取れないということを確認できます。そうすれば、予約が入っていなくても、LINEでご予約の促すことも必要ありません。

お互いにストレスなく進めることができます。

LINEをこちらからするときにかなりネックだったので、ここのストレスは結構ありました。。

メリット・デメリットを肌で感じて

今回の件を通じて、予約サイトは悪だ!と思ってはいません。いずれ店舗を拡大すると必要になります。ただ自分の認識が甘かっただけです。

今後は対面とスマホで簡単に完結できる予約サイトを探そうと思っています。

相手からも予約が取れるし、こちらからでもスタッフ入力ですぐに予約することができる、そんな直感的なサイトがあればと願っています。(そんな都合良いサイトはあるかわかりませんが。)

RESERVAは少しこちらで予約を取るときに不便でした。セキュリティが良い意味でかなりしっかりとしているので、その分、取りづらいのかなと勝手に考えております。

ぜひこれからパーソナルジムを始める方や予約システム導入するか検討している方は、しっかりとご自身の会員様の状況を見て判断し、しっかりとテストしてから行うことを推奨します。

ぜひ今回の記事が参考になったという方は、共有やコメントをお待ちしております!

またQOL(クオル)パーソナルジムでは、神田小川町店・飯田橋九段下店で、運動初心者の方や身体の不調に悩む方のサポートを行っています。

運動を習慣にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

▼店舗情報

QOL(クオル)パーソナルジム
https://qol-personalgym.com/

QOL(クオル)パーソナルジム 小川町店
https://qol-personalgym.com/shops/ogawamachi

QOL(クオル)パーソナルジム 飯田橋・九段下店
https://qol-personalgym.com/shops/iidabashi

▼この記事を書いた人

株式会社アシスト QOL(クオル)パーソナルジム
代表取締役 石山 涼(いしやま りょう)

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