QOL(クオル)の指導方針について

QOL(クオル)パーソナルジムでは、日々のセッションの中でさまざまなトレーニングを取り入れていますが、その中でも特に、よく言われる「ベーシックな種目」をとても大切にしています。

具体的には、ベンチプレスやプッシュアップ、ローイング、スクワット、ランジ、ヒンジ動作といった、いわゆる王道と呼ばれるトレーニングです。

なぜ、私たちがこれらの基本種目を強く意識して行っているのか。理由はいくつかありますが、一番の根底にある思いは「日常生活を生きていく上で、必ず必要になる動きだから」という点にあります。

長期継続型ジムだからこそ、見据えているもの

QOLは、ありがたいことに「長期継続型」のジムとして多くの会員様にお越しいただいています。そのため、いわゆるゴリゴリのボディメイクをしたい方や、筋トレが大好きで体をどんどん大きくしたいという方よりも、健康的な身体を求めていたり、運動を習慣化できずに悩んでいたりする方のほうが、圧倒的に多い印象です。

そうした方々の将来を考えたときに、私たちがどのような形で力になれるのか。その答えが、日常生活のパフォーマンス向上です。

基本の動きを身につけ、日常の動作が楽になることで、さまざまなメリットが生まれてきます。

例えば、

▶仕事のパフォーマンスが上がって疲れにくくなった

▶旅行が好きな会員様も多いので、旅先をどこまでも楽に、心から楽しく歩き回れるようになったり。

私たちは、そうした人生の豊かさをトレーニングを通じて一緒にサポートしていきたいと考えています。

さらに、これらの昔からあるベーシックな種目は、消費カロリーが高くダイエットにつながりやすい側面や、体力向上、姿勢改善にもしっかりと寄与してくれます。

これだけ世の中で様々なトレーニング方法が研究されてきているにもかかわらず、一周回って今でもベーシックな種目が最も強い。これは、それだけ効果があるという揺るぎない証拠であり、私たちが決して見失ってはいけない「身体づくりの土台」だと考えています。

ベーシックな種目を行う3つのメリット

では、この基本種目を行うことで、具体的にどんなメリットがあるのか。大きく3つあります。

1つ目は、全身の筋肉が連動して「疲れにくい身体」になることです。バラバラに筋肉を鍛えるのではなく、体幹から手足へと効率よく力を伝える動かし方が身につくため、日々の生活が省エネになり、夕方の疲労感が変わってきます。

2つ目は、正しい関節の使い方が身につき「将来のケガや痛みの予防」になることです。生涯使える正しい動きを身体が覚えることで、年齢を重ねても膝や腰を痛めないための財産になります。

3つ目は、自分の成長が「数字や感覚」でハッキリと分かり、モチベーションが続きやすいことです。フォームがシンプルだからこそ、「先月より楽に上がった」「重いものが持てた」という小さな成功体験を一番積み重ねやすく、これが長期的な継続へとつながっていきます。

だからこそQOLでは、多種多様なメニューを行う前に、まずはこの基本種目をお客様がしっかりとこなせるかどうかを、一つの明確な指導基準にしています。

日常生活を支える「6つの能力」

そのために、私たちは日常生活の動作を「6つの能力」として当てはめ、日々のトレーニングに落とし込んでいます。

それぞれの能力と、セッションで実際に取り入れている種目をセットでご紹介します。

1, 移動する・運ぶ能力(キャリー)→ ファーマーズキャリー

スーパーでのまとめ買いで両手に重い買い物袋を持って歩いたり、旅行でスーツケースを引いて長く歩いたりするときに欠かせない力です。

2, 押す能力(プッシュ)→ プッシュアップ

重い引き戸をぐっと押し開けたり、布団から手をついて身体を起こして立ち上がったりする瞬間に使います。

3, 引く能力(プル)→ ラットプルダウン

奥にある重いケースを手前に引き出したり、車のバックドアを上から引き下ろして閉めたりする動きです。

4, しゃがむ能力(スクワット)→ スクワット

低い椅子やソファーから、手を使わずにスッと立ち上がるような動作です。

5, 踏み込む能力(ランジ)→ フロントランジ

駅の階段を一段飛ばしでスムーズに登ったり、道でつまずきそうになった瞬間にパッと一歩を踏み出して転倒を防いだりする力です。

6, 折りたたむ能力(ヒンジ)→ ヒンジ(デッドリフトなど)

朝に洗面台で前かがみになって顔を洗ったり、床にある重い段ボールや荷物を持ち上げたりする、股関節の動きです。ここが使えないとぎっくり腰になりやすいため、非常に意識して行っています。

私たちは、基本的にはこの6つの動きを「1回のセッションの中で必ずすべて網羅してほしい」という強い思いを持っています。

これらは強度が高く、しっかりやり切るだけでも大きな達成感を得られる種目ばかりです。お客様によっては、この6つを行うだけで十分に満足されることも少なくありません。どんな目的であっても、まずはこの6つの根本的な能力を高めていくことが、将来的に最も大切だと考えています。

まとめ

もし、数ヶ月だけ通うような短期的なジムであれば、ここまで土台にこだわる必要はないかもしれません。

しかし、QOL(クオル)は1年、2年、3年とお客様に伴走する「長期継続型ジム」です。だからこそ、より遠い未来を見据えたトレーニング指導を行うことが、お客様の人生にとって最大の価値になると確信しています。

お客様に長く寄り添い、共に成長していくことこそが、私たちパーソナルトレーナーにとって一番大切なこと。この確固たる指導方針を胸に、私たちは今日もお客様一人ひとりと向き合っています。


▼この記事を書いた人

株式会社アシスト QOL(クオル)パーソナルジム 代表取締役 石山 涼(いしやま りょう)

ご興味のある方は、ぜひ公式HPやLINEからお気軽にご相談ください。

QOL(クオル)パーソナルジム
https://qol-personalgym.com/

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